インターン活動 – トレジャーツーリズム – アレハンドロ・レアティガ

本日、コロンビアから来たアレハンドロ・レアティガさんのインターンレポートが届きました。 コロンビアのロスアンデス大学で勉強し、この4ヶ月間は甲府のトレジャーツーリズムと白百合醸造で働いていました。

アレハンドロさんの感想を見てみましょう!

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インターンとして過ごした時間は、今日の日本が直面している課題と機会の両方に対する私の理解を深く深める、忘れられない経験となりました。 富士山や昇仙峡などの美しい自然と、ワインや宝飾品などの豊かな文化遺産で有名な地域である山梨県でインターンシップを行いました。 しかし、この地域は、出生率の低下、高齢化、特に農村部での経済減速など、人口統計学上の大きな課題にも取り組んでいます。

インターン期間中、私を快く迎え入れてくれた多くの人々とつながる素晴らしい機会に恵まれました。 私は頻繁にその方の家に食事に招かれ、そこでこの上ない親切ともてなしを体験しました。 これらの瞬間は、単に食べ物を分かち合うだけでなく、物語や伝統、共同体意識を分かち合うことでもありました。 その方は皆、コロンビアについてとても興味を持ってくれたし、私は母国の美しさを伝えることを楽しみました。

インターンシップで特に印象に残っているのは、甲州市の白百合ワイナリーでの仕事だ。 伝統と家族の価値観に深く根ざしたこのワイナリーは、ワイン造りのプロセスを包括的に理解させてくださいました。 配達やラベル貼りの管理から、ブドウ畑の手入れやラボでの作業まで、さまざまな仕事に携わりました。 毎朝、ラジオ体操から始まり、内田社長が率いるチーム・ミーティングが行なわれました。

白百合ワイナリーのオーナーとスタッフは、私を温かく尊重してくださいました。 その方の技術への献身は、その方が行うすべての仕事に表れていた。それゆえ、その方は私が日々の業務に完全に没頭できるようにしてくださいました。 富士河口湖でのワインの配達で力仕事をしたときも、息をのむような富士山の眺めを楽しんだときも、ラボでグラッパの新しい風味を試したときも、どの経験も豊かで楽しいものだった。 ブドウ園での仕事は、特に炎天下での仕事は大変でしたが、同僚たちとの仲間意識が仕事を楽しいものにしてくださいました。 芝生の上でくつろいだり、音楽を共有したり、おしゃべりをしたりしました。

加えて、素晴らしい料理の腕前で有名な内田さんの料理教室にも参加させていただきました。 彼女の料理は美味しいだけでなく、盛り付けも美しく、真のシェフの資質を体現していました。 彼女のクラスに参加し、レシピを学び、彼女が作った素晴らしい料理を味わうことは、白百合ワイナリーでの私の経験を締めくくる完璧な方法でした。

山梨での滞在中、私は持続可能な観光とその地域社会への影響をめぐる重要な議論を目の当たりにしました。 観光客の流入は経済的には有益だが、過剰観光や地域社会の混乱といった課題ももたらしました。 地域の文化や環境を尊重し、保全する観光を推進するという株式会社トレジャーツーリズムのビジョンに深く共鳴しました。 この経験は、包括的で持続可能な観光ソリューションを開発することの重要性を強調しました。

インターンシップを振り返って、プロフェッショナルとして、また個人として成長させてくれたことに心から感謝しております。 出会った人々の親切さとホスピタリティ、豊かな文化交流、そして観光業とワイン醸造業における実践的な経験は、私の心に深く刻まれました。山梨のような地域社会に影響を与えるグローバルな問題について、今後も仕事を続けていくことを楽しみにしていますし、私の存在が、日本における異文化間交流と持続可能な開発に関する継続的な議論に、積極的に貢献できたことをお願いしています。 株式会社トレジャーツーリズム、この素晴らしい機会をありがとうございました。

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アレハンドロさんに日本文化を肌で感じ、将来のキャリアに役立つスキルを身につけるチャンスを与えられたことに、私たちは深い満足感を覚えています。 このように、今後も日本とラテンアメリカの文化を応援していきたいと考えています。