私たちの活動は、代表・六浦吾朗がこれまで培ってきた現場経験を活かしたアイデアから生まれました。国際機関に永年勤務し、SGDsに基づく持続可能な開発目標を達成するために幾度もラテンアメリカに渡った六浦は、現地で多くの優秀な若者と知り合う機会を得ました。しかしながら、様々な経済的な要因から彼らがキャリアを発展する困難さを知り、国際的に社会貢献する人材を育てるためにはどうしたら良いかを考えました。一方日本では少子高齢化による人材不足の問題は深刻で、地方創成には高度人材の発掘が欠かせない状況になっています。このような背景をもとに、日本とラテンアメリカの大学やNGOと連携した国際交流によって、若者たちが共同でより良い社会を作る活動を始めました。やがてその考えに共鳴するメンバーが集まり、そうして生まれたのが「一般社団法人ごろ夢」です。
01
1つ目は、SEEDと呼ばれる、社会課題を事業で解決するソーシャルアントレナーシップをテーマにした若者たちの国際交流プログラムです。ラテンアメリカと日本の大学生たちがオンラインで一緒に学び、リサーチや研究発表を通して社会課題に対する斬新な解決方法を提案します。プログラムのハイライトとして、参加学生を日本へスタディツアーとして招聘し、地域のリーダーや生産者と実際に対面し、交流しながら地域経済発展に貢献するソーシャルビジネスを提案します。
02
2つ目は、YESプログラムと呼ばれる、音楽とスポーツを通じた国際交流です。音楽やスポーツには、人々のつながりを強め、幸福度を高める効果があり、貧困格差社会に直面する恵まれない人々や、社会の中で孤立感を持つ人々に元気を与える目的で始まったプログラムです。YESは日本とラテンアメリカの専門家並びに音楽家や団体と連携し、様々なイベントや共同作業を通じて人々に自信を与え、社会に活力を与える役割を担っています
SEEDプログラムでは、事業開発、異文化コミュニケーション、SDGsなど、社会起業に関するプログラムを提供しており、カリキュラムは、オンライン授業とスタディツアーで構成されています。参加学生はプログラムを通じ、社会起業に特化したビジネスプランを提案します。
スポーツと音楽を通じた国際交流を行なうことで、貧富の格差を乗り越えた若者たちの絆を育み、彼らの成長に貢献します。
グローバルな価値観を広げる機会を提供し、彼ら自身の潜在的な可能性を引き出します。このような人と人との絆を育む活動をすることで、彼ら自身が「自分にもできる」という自覚と自信を持つきっかけづくりをおこないます。
私たちは、世界中の多様な若者たちをつなぐことで協働の機会を提供し、グローバル社
会で活躍できる若者たちを育成することを目指しています。
COPYRIGHT GOROM Association