現在コロンビアでインターンシップをしている田頭さんと豊﨑さんに、コロンビアに到着してからの様子について紹介していただきました!
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私たちは8月16日からの一週間ほどを、ボゴタで過ごしました。ボゴタではロスアンデス大学の日本語クラスへの参加や、日本センターでの文化発信などが主な業務でした。
ロスアンデス大学のキャンパスは広大で、カフェやアクセサリーの出店、食べ歩きのできるものを売る移動式のショップもありました。学生たちは芝生やカフェで、ゆっくり時間を過ごすことができます。一度キャンパス内のショップで買ったランチは、一番上にパン、その下にパスタ、そのさらに下の仕切られた箱にはジュースが入っていて、歩きながらすべてを味わうことができました。広大な敷地を移動する必要のある学生たちに、最適なランチだと思いました。
ロスアンデス大学で驚いたのは、地震があった時の学生たちの様子です。私たちがロスアンデス大学の日本センターに居た時に、震度1ほどの揺れを感じました。日本は地震が少なくないため、多少の揺れでは何も思いません。ですがその時には、学生や職員さんたちが一斉に建物の外に集まって家族や友人に電話をしていたり、私の友人たちも安否を心配するメッセージを送ってくれたりと、大きな騒ぎになっていました。コロンビアでは滅多に地震がないと聞き納得しましたが、その様子にすごく驚きました。
週末には、ロスアンデス大学の近くにある”Monserrate(モンセラテ)”という丘を、私のホストファミリーと友人たちと訪ねました。モンセラテは標高約3,100mで、頂上には大きな教会があります。私たちは頂上まで、山の斜面を走るケーブルカーのような電車で、夕暮れ時の街を一望しながら登りました。ケーブルカーを降りて少し上った先にある展望台からの景色は、写真では表し切れないほど綺麗で壮大で、感動しました。私は頂上まで息切れをしながらなんとか歩いていましたが、ホストファミリーたちは何事もないような涼しい顔で歩いており、普段から約2,600mという標高の高い街で暮らす人々のたくましさを感じました。また、モンセラテからの景色ももちろん素晴らしかったですが、家族とそのメンバーの友人たちがお互いを深く知らなくとも気軽に遊び行くコロンビアの文化も、すごくあたたかいものだと思いました。