第2章 ペルーにおける日本との温かいつながり

朋美: 今回は、ペルーで日本にゆかりのある人たちと出会うことについてお話ししたいと思います。

  1. Natashaさん

1人目は、ペルー・リマでお会いしたナターシャさん。リマのブリティッシュ系学校で教師を務める、とても明るく親しみやすい方です☺️

リマ市内のカフェで、ペルーの名物フルーツ「ルクマ」のケーキとコーヒーを楽しみながら、ナターシャさんと初めて言葉を交わしました。話が弾み、気がつけば2時間があっという間に過ぎていました!

ナターシャさんの日本との関わりはとてもユニークでした。

  • 幼少期、家の近くだからと偶然にも日系学校に入学し、日本語を学び始める
  • バイオリンの才能を活かし、奨学金を得て日本へ留学(しかもJALのビジネスクラス付き!)
  • その後、仕事もしながら約5年間日本で生活

「また絶対に日本に戻りたい!」と笑顔で話すナターシャさんの姿に、日本への思いの強さを感じて、なんだかうれしくなりました。他にも、お互いについてたくさん話し、素敵な時間を過ごすことができました

お互いのことをいろいろと語り合い、素晴らしい時間を過ごした。😌

ちなみに、ペルーでは飲料水が「買うもの」という文化。カフェではおしゃれなボトルに
入った水が出され、つい写真を撮ってしまいました。日本とのちょっとした違いも、旅の思い出の一つになります。

2.Suemiさん

この日は、リマ在住の日系ペルー人・すえみさんと会う約束をしていました!

沖縄にルーツを持つ彼女は、幼い頃から沖縄舞踊やエイサーを踊ってきたそうで、その動画も見せてもらいました。日本に住む私たち以上に日本の伝統を大切にしていて、文化が受け継がれることの尊さを感じました☺️

リマには大きな日系コミュニティがあり、今でも活発に文化交流が続いているそうです。

ランチを楽しんだ後、一緒に向かったのは、日系人コミュニティのスポーツ・文化施設「AELU(アエル)」。

広大な敷地にはサッカー場、テニスコート、プール、体育館が整い、スポーツやイベントが盛んに行われています。AELUは、戦後の厳しい時代を生き抜いた日系人たちが、子どもたちの未来のために1953年に建設を始め、地域の支援のもと完成させた場所です。

今では、日系人だけでなく、多くの人々に開かれた交流の場になっています。

施設内には、日系人の歴史を紹介する展示や日本の食品を扱う売店もあり、思わず日本米をゲットしてしまいました(笑)。

日系ペルー人の方々の歴史に触れた、学びの多い1日でした。