12月13日にプログラム参加者は、明治大学の旦教授が担当するラテンアメリカ研究コースを訪問しました。 そこでは日本人とラテンアメリカの学生が、日本がアルゼンチン、ブラジル、コロンビアと共有している経済的・社会的状況についての共通点について対話しました。 ディスカッションの前に、生徒たちは経済格差や労働問題などの研究テーマを割り当てられました。 ワークの後には、生徒たちはそれぞれの問題の深刻さは国によって異なるものの、日本とラテンアメリカの間に多くの共通点を見出すことができました。
以下、参加学生からのコメントをご紹介します!
「正直なところ、文化は違っても、労働市場という点では私たちは共通の問題を抱えていることに衝撃を受けました。また、私たちとは対照的に、日本のグループは問題点を示すだけでなく、解決策も提案していたのが興味深かったです。」
-SEEDプログラム 参加学生より
「国の発展度合いによって、着目すべき社会課題が違うことが分かった。同時に、日本が直面している問題に取り組むことが南米の未来にも影響を与えると感じた。」
-SEEDプログラム 参加学生より
「ラテンアメリカの国々の経済格差がどのようなものか、何が原因なのかについて分かりやすいプレゼンをしてもらいました。特にジェンダーによる格差が大きく、また教育格差が犯罪に繋がる傾向があることも分かりました。日本の塾文化が教育格差や経済格差に与える影響がある可能性について考えたことも、印象に残っています。」
-明治大学 参加学生より
「今回ラテンアメリカの国々から来た学生と話して一番印象的だったことは、彼らが日本の教育現場における労働時間を見て、”なぜ?何のために?”と非常に衝撃を受けていたことです。確かに日本の教員の労働時間は長いとの認識はありますが、現状を仕方がないと受け入れるのではなく、彼らのように批判的な視点で物事を見ることが必要なのではないかと思いました。」
-明治大学 参加学生より