ブラジルでの2ヶ月のインターンシップを終えたイ スンミンさんに体験談についてお伺いしました。
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私はインターンシップを通して、ブラジルのサンパウロにあるFAAP大学で留学生活について話をするなど、国際交流事業に携わりました。また活動の最後にはワークシップとして授業を行い、日本や韓国の文化や言語について伝えました。
プライベート面で印象に残っていることはカーニバルです。3週間以上の大きなイベントに参加し、とても楽しかったです。また、街の中にはグラフィックが多くあり、それが芸術として認められていて綺麗でした。仕事では、ワークショップとして授業を行ったことが印象に残っています。1時間話し続けるということで少し不安でしたが、授業前も授業中もたくさん発言してくれたので、コンテンツをより良いものにすることができ、やりがいを感じました。
しかし、苦労したこともありました。サンパウロには外国人が多く、移民で構成されている国だと再認識したのですが、英語が通じずコミュニケーションの面で大変だと感じることがありました。また、ポルトガル語が流暢になるまでは外国人として捉えられ、英語が通じない環境なので、慣れるのには時間がかかるのではないかと思いました。
それでも、このような体験を通して、自分の話を相手に伝えることのいい経験になりました。特に自分が慣れ親しんでいる文化と、全く違うものを持っている人たちにどうやって伝えるのかについて検討することができました。相手のことを考慮しつつ、相手がどのように考えているのかを推測することができたので、大学生活や就職活動においても大切になるスキルを得ることができたと感じています。
海外インターンシップに参加するということは、簡単に決められることではないですし、両親の説得は特に難しいと思います。しかし、この海外インターンシップを通して何をしたいのか、何を学びたいのかを明確にしていくことで、両親との話もしやすくなり、大切なことにつながると感じました。海外で生活するのは大変ですが、それを乗り越えることがいい経験になります。2ヶ月のインターンシップでたくさんの人に出会って、たくさんの知見を得ることができたので、皆さんも一歩踏み出してみてはどうでしょうか。
イ スンミンさんの体験談について詳しくは下記の動画をご覧ください。