第3回オンラインセッションでは、米州開発銀行・ニカラグア政府経済顧問としての勤務経験のあるRene Osorioプログラムアドバイザーから「調査のデザイン」に関する講義を受けました。本日の内容は「調査目標の選定」「質問の形式」、「サンプル選定」等の調査をデザインするために重要な要素でした。通常、調査デザインには巨額の予算が必要になりますが、政府レベルでも行うケースは少ないです。今回SEEDプログラムに参加する学生たちは、自ら調査をデザインする機会を持つため、非常に大変ながらも貴重な成長のチャンスになることを再認識しました。
続いて、アウストラル大学のFausto教授からデザイン思考の講義がありました。研究を進める中で、デザイン思考の段階に基づき、調査のやり方を柔軟に変えていく方法を勉強しました。調査、インタビューを適宜に実施しつつも、正しく課題を定めるための理論と事例で学習しました。
これから、SEEDプログラムに参加する学生たちは今回学んだ内容をもとに、山梨県の現地生産者の方々と話す機会を持つことで、彼らに必要な情報を見つけることができるでしょう。


