ちのさん&ゆうまさん インタビュー

2023年2月に早矢仕 智乃さんと 古仲 悠磨さんはコロンビアでインターンシップに参加しました。ボゴタ市にあるロスアンデス大学内のジャパンセンターでコロンビアと日本の文化交流の業務を体験したり、CultibaというNGO団体での業務を通して貧しい地域の子供たちに日本文化を伝えたり、女性のエンパワーメントを支援したりする活動を行いました。

コロンビアへ行く前は行ったことがないからこその治安面への不安などがありましたが、実際は細かなことに気をつければ問題なく過ごすことができました。また、友達や家族を大切にしたり、仕事とプライベートをきっちり分けて楽しく過ごしたりしているコロンビアの人たちの温かい人柄に触れることができ、充実した体験をすることができました。

Cultibaでの活動では、実際に貧困地域に住む子供たちと接することで自分たちに何ができるのか考えさせられるという場面に直面しました。しかし、その団体の方が自分たちがその地域に実際に行き、新しい文化を体験させてあげるといった、コミュニティから抜け出して新しいことをするということに意味があるという言葉をかけてもらったときに色々なことに気づくことができました。

このインターンシップを通して、海外で日本文化をプロモーションする仕事など、実際に体験してみないと知らなかった仕事について知れたり、私にもこの仕事ができるかもしれないといった多くの気づきがありました。また、海外で働く上で様々な大変な経験をすることもありますが、それをどのように工夫して最後まで乗り切ったかという体験談も就職活動をしていく上で重要になってくると感じました。さらに、英語はただのツールであるということを実感し、英語を使って何ができるか考えることも重要だと気づきました。

このような体験は大学1年生から3年生の間に体験しておくことが大切だと気づきました。特に南米はあまり行く機会がありませんが、私たちのようにインターンシップとして行くことによって現地で働いている人たちや文化に深く触れることができるので、この経験が将来のためになると感じました。また南米には治安に対するイメージもあり、あまり行くことがないだろうと思っていました。しかし、インターンシップとして行くことによってしっかりとしたサポートもあり安心して経験を積むことができました。仕事だけでなくコロンビアの文化などの新しい体験もすることができ、南米にあまり興味がない人こそ実際に行ってほしいと思いました。